On the Sunny Slope

都会でもなく、田舎でもない。そんな街でのんびり生活しながら、気になったモノや愛用しているモノをつらつらと。

ココロと断捨離。

『断捨離』という考え方。
自分は嫌いではないし、傾倒することも難しい。
何故なら自分が色々なモノやスタイルにこだわりが出てしまう方だから。
断捨離を提唱されているやましたひでこさん曰く、本当に好きなものなのかどうかをじっくり吟味して必要なモノを手元に残し、要らないモノは感謝しつつ手放したり処分したりすることが必要なのだと。

自分もそんなスタイルに憧れたりして、やましたさんの本を読んでみたり、ゆるりまいさんの漫画やブログを見てみたり。
料理が大好きになったきっかけの有元葉子さんの本を読んでもみたし、石黒智子さんの本も読んだりした。

 

そしてたどり着いた結論は、『自分がモノと思い出がリンクし過ぎる』のだなと言うこと。
その癖が少しずつ潮が引くように薄れていかないと断捨離には至らないんだなぁと思ったり。

 

一方で自分が断捨離するのが苦手でない領域もある。
仕事での人間関係。
自分は人のココロにまつわる仕事をしているのだけれども、たくさんの人のココロのしがらみを聴くことが多いので、受け止めながら聴く姿勢を見せながらもかなり受け流し気味に聴くことが少なくない。
と言うより飛び込んでくる仕事の内容に関して、関係者にはかなりプロであることを求める傾向が強いのだと思う。
だから時にすごく醒めている人なのだと思われているだろうし、それでも良いと思っている。
放っておくと周囲から勝手にこれもしてくれるだろう、これも助けてくれるだろうと過剰な期待をされるし、困ったらこの人に頼めば良いやと安易に考えられても困るから。
困ったら頼む=押し付ける、なことに気がついていない人たちが多いのかなと正直ため息をつきたくなることがある。

自分は周囲の期待に応えたいから仕事をしているわけではなく、純粋にクライアントの回復や成長を願って仕事をしている。
それぞれが難しい課題を抱えながら生きている人々だからこそ、関わることは純粋に好きだし、自分のクライアントには責任を持っていたいと思う。
だからこそ、周囲の同業者やそれにまつわる人々から『自分はなんとかしてあげられないからよろしく』と言われると物凄く腹が立つ。
自分で工夫したり努力したり時間を割いたりする気が全くなく、『専門家』のレッテルを勝手に貼って、厄介払いをしているように見えてしまうから。
そこまでのプロセスで色々相談されたり、悩み戸惑いながらもクライアントと向かい合っていることが感じられればそんな風に思うことはないのだけれど。

 

だから仕事での人間関係はしがらみを極力作らないようにしている。
『○○さんからの相談だから』という感情は可能な限り排除するようにしている。
一旦仕事で関わったことがある人がおそらく顔見知りになった感情を持ったのか、事前相談無しで無茶振りを何回かしてきたことがあるのだけれど、どれも状況を聞いた上でストレートに『お受けできない』と断った。
かなりびっくりされたけれど、『自分の受けられる仕事量には限界があること、自分は貴方のケースを特別扱い出来ないこと、自分は貴方のフォローをするために仕事をしているわけではないこと』を伝えた。
その上で、事前にどのように関わっていたのか、どこでつまづいたのか、どのように考えていたのかをキチンと伝えてもらわなければいけないし、そこはプロとして動いて欲しいとお伝えした。
結果的にその方と仕事で関わることは激減したけれど、そのことには後悔していない。

だから人間関係に関しては『断捨離』しているのだろうなと思う。
職場の人と合うところは合わせるし、合わないところを無理に擦り合わせてまで合わせようと思わなくなった。
それで働き続けることが無理だと思ったら、潔く次に働く職場を探す。

 

自分の仕事が大好きだからこそ、しがらみに囚われずに仕事をしていきたいと思う。